OEM充填歴25年!調味料・液体充填はキラックス&日幸商事にご相談を
「自社オリジナルのたれを販売したいが、充填(じゅうてん)設備がなくて困っている」、「手作業での充填作業に人件費がかかっている」、そんな充填作業に関するお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか。
キラックスでは、グループ企業である日幸商事のOEM充填事業をご紹介しています。
調味料や液体充填を得意としており、充填に関するお悩み解決の一助になれば幸いです。
2023年6月、油の充填に対応できる小型充填機を導入いたしました。「オリーブオイル」、「MCTオイル」などの油製品も受託可能です。
INDEX
1. 自社設備の必要なし!OEM充填を活用するメリット
1-1. OEMとは
OEMとは、自社で考えたオリジナルの製品を委託製造することです。つまり、自社内で工場や設備を完備していなくても、それを得意とする企業に工程を委託することで、自社のオリジナル製品を作ることができます。
自社で設備投資をするにはある程度の資金や場所の準備が必要ですが、それを外部に委託すれば、作業費だけでできます。OEMは最小限の出費で製品を完成させることができるのです。
1-2. 食品製造における充填の役割
「充填(じゅうてん)」という言葉は、一般的にはあまり知られていないかもしれません。充填の「填」という字は、訓読みで「うず(める)、は(める)、ふさ(ぐ)」などと読みます。「充」は「みたす、いっぱいになる」という意味を持ち合わせており、「充填」の二文字で、「欠けているところや空いているところにモノを詰めてふさぐこと」を意味します。
食品の製造業界における充填は、ビンやボトル・袋などの入れ物に食品を詰める作業を表します。ペットボトルに入った調味料、チューブボトルに入ったトマトケチャップ、ガラスビンに入ったタレなど、すべて充填の工程を経て作られています。
工場で食品や液体が完成し、梱包作業に入る一つ目の工程として「充填」を行うのです。
1-3. 食品OEM充填のメリット
食品業界におけるOEM充填の最大のメリットは、自社内に機械設備がなくてもビンや袋へ充填された商品の販売ができることです。
例えば、焼肉店を経営されている企業様が、評判の良いオリジナルのタレをボトル販売したいというケース。OEM充填を利用せず、すべての工程を自社で行う場合は、新たに充填用の機械を導入するか、手作業でタレを詰めるかということになります。機械導入には資金も場所も必要となり、充填の製造許可申請もしなくてはなりません。手作業で充填を行うには、人員や作業時間の確保が必要です。
しかし、OEM充填を活用する場合は違います。タレの製造を自社で行うだけで、あとは委託企業へお任せすればいいのです!完成したタレをOEM充填してもらうことで、機械導入のための準備や人員確保に頭を悩ませる必要がありません。
2. 調味料・液体充填の種類をご紹介
2-1. ビンやペットボトルへ充填【ボトル充填】
調味料や液体は、ビンやペットボトルなどの容器に入れられた状態で販売されています。醤油、お酢など料理に欠かせない調味料はビンやボトルタイプのアイテムが多く、どれも充填作業を経て販売されています。
この充填作業は、ボトル充填機という専用の機械を使って行われます。また半自動充填機といって一部を手作業で行う機械を使ってボトル充填を行う場合もあります。内容量や製造ロットによって使用する機械を使い分けています。
2-2. 袋タイプの充填【スパウト充填】
ビンやボトルなどの固い容器ではなく、袋状の入れ物にも充填作業を行うことができます。
平袋、スタンディングパウチと呼ばれる自立タイプの袋、スパウトと呼ばれる注ぎ口がついたコーナースパウト付き袋、センタースパウト付き袋など、さまざまな袋への充填が可能です。
スパウト充填には、全自動充填機が使用されることが多く、袋の開閉から計量、充填、スパウトの挿入、熱シールでの圧着までの一連の流れを機械で行うことができます。
3. キラックス&日幸商事の充填設備をご紹介
3-1. キラックスグループの一員、日幸商事をご紹介
日幸商事株式会社は1976年創業、名古屋市中川区に本社を置くキラックスグループの一つです。愛知・岐阜・静岡に営業所を構え、東海地区を中心に活動しています。
1997年より、調味料・液体充填のOEM事業をスタートさせ、今日まで約25年の経験があります。OEM充填は、東海地区以外のお客様からもご依頼いただいており、自信を持って全国へお届けできる事業となっています。
3-2. 日幸商事の得意分野「ボトル充填」のおすすめポイント
日幸商事では、主に調味料・液体充填をメインとしたOEM充填を行っています。最も得意とする充填は、ビンやペットボトルへの「ボトル充填」です。
特に、1つのアイテムを異なる容量や形状の容器にそれぞれ充填することができるのが、日幸商事のOEM充填の最大のポイントです。例えば、1種類の調味料を供給していただき、50mlのタレビン、200mlのスタンド袋、350mlのペットボトルの3パターンにそれぞれ充填し、納品することができます。
スタンド袋には、後付けでスパウトを付けることも可能です。スパウト付の袋には、元々スパウトがついた状態の袋を購入して供給する場合と、充填時にスパウト部分を挿入して取り付ける場合の2種類があります。スパウト付の袋を購入する場合は、スパウトなしの袋に比べコストが高くなります。しかし、充填作業の一部にスパウト取り付けを追加する場合は、スパウト加工費が充填の作業費に含まれるため、袋にかかるコストを削減することができるのです。
3-3. 充填できるものやロットは?
日幸商事のOEM充填は基本的には液体状の食品を対象としています。調理みそ、醤油、ケチャップ、うなぎのたれなどの液体調味料や、ゼリーなどの食品を主に充填しています。
充填できる容器は、ペットボトル、ガラス瓶、袋、一斗缶やBIB(バッグインボックス)と呼ばれるフィルム製の袋と段ボールでできた容器にも対応しています。
調味料の調合にはニーダーと呼ばれる専用の機械を使用しますが、日幸商事には容量別の3種類のニーダーを完備しており、容量に合わせて使い分けています。調合や加熱が必要な場合は、100㎏からOEM充填を行っており、調合の必要がない場合は100㎏以下でもご対応させていただきます。
小ロットでのOEM充填も可能であり、テスト販売にご活用いただけます。テスト販売用の機械ではなく、製品を本生産する大型機械を使用して製造するため、1本目から本格的な製品が完成します。
また、ボイルやレトルト殺菌、菌検査など、食品加工場に必要な設備や体制を万全に整えております。さらには、充填後のボトルへのシュリンク包装やラベル貼り、箱詰め作業など、商品の出荷までに必要な工程もご対応させていただきます。
3-4. 油の充填も対応可能に◎
2023年6月に新たに卓上小型充填機を導入いたしました。これまでご対応が難しかった「オリーブオイル」、「MCTオイル」などの油製品の充填も受託出来るようになりました。
OEM委託充填で断られがちなオイルの充填でお困りの方もぜひご相談ください。
※2023年6月29日追記
4. まとめ
いかがでしたか。キラックスグループである日幸商事のOEM充填についてお分かりいただけたでしょうか。日幸商事の強みは幅広い充填容器に対応していること。お客様の希望に合わせて、最適な充填をご提案いたします!
調味料や液体の充填作業にお困りの方は、お気軽にご相談ください。