【本社紹介】SDGsの取り組みで企業ができることは?キラックスではノー残業デーを実施
最近テレビや雑誌等でもよく見かけるSDGsに関する話題。企業で実践できることは何があるのでしょうか?キラックスではSDGsの目標8「働きがいも 経済成長も」の取り組みとして、「ノー残業デー」を実施しています。
そこで、今回はキラックス本社で実施している「ノー残業デー」についてご紹介したいと思います。
INDEX
1. SDGsの取り組みで企業ができることは?
SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは、「持続可能な開発目標」を英語で表したSustainable Development Goals(サスティナブル・ディベロップメント・ゴールズ)の略です。
SDGsは、2015年9月に国連サミットで加盟国の全会一致により採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されており、持続可能でよりよい世界を目指す国際目標のこと。
2030年までの達成を掲げ、17のゴールと169のターゲットから構成されています。地球上の「誰一人取り残さない」社会の実現を目指し、経済・社会・環境をめぐる幅広い課題に対して取り組む姿勢を表しています。
それでは、この目標に対して企業ができることは何があるのでしょうか?
2.目標18「働きがいも 経済成長も」
SDGsの目標18は、「働きがいも 経済成長も」。世界の目標として、すべての人が参加した状態で経済成長し続けことを目指しています。さらに、誰もが働きがいのある人間らしい仕事につけることを目指しています。
日本における年間の平均労働時間は、欧州諸国と比較して長いことが分かっています。昔から、”日本人は働き者だ”と言われており、そこが日本人の長所でもありましたが、時代の流れに伴い、働き方を見直す過渡期を迎えているのです。
3. 働き方改革!ノー残業デーとは
「働き方改革」という言葉も近年、耳にするようになりました。これは、今の働き方を見直そうという動きです。
働き方改革の一つに、残業時間の削減が挙げられます。これまで、働き者の日本人の間には、「残業は当たり前」という考えが浸透していました。しかし、時代が変化するにつれて、働きすぎや過労死の問題が取り上げられるようになり、残業は社会的な問題として注目されるようになったのです。
さらにSDGsの目標が掲げられ、働き方を改革していこうという動きが加速しました。働き方改革の具体的な対策として、残業時間の削減のため「ノー残業デー」を設ける企業も増えてきました。ノー残業デーとは、名前の通り「残業をせずに退社する日」を指します。
4. ノー残業デーの目的
ノー残業デーの目的は大きく分けて二つあります。まず一つ目は「社員のオフの充実」です。
家族と一緒にご飯を食べたりどこかに出かけるといった家族サービスをしたり、就業後に新しい習い事を始めるなど、オフ(プライベート)を充実させることによりオン(仕事)とのメリハリをつけることができます。
そうすることで結果的にワーク・ライフ・バランスが改善され、オフの充実がオンの充実に繋がるのです。
二つ目に「仕事に対する見直しによる業務の効率化」です。ノー残業デーのように、退社時間が決まっている日を設定することで、社員が業務に対する時間の意識と、効率よく業務を行うことへの意識向上に繋がるという狙いがあるのです。
5. キラックスではノー残業デーを実施
ノー残業デーを設定するだけでは、なかなか効果が期待できません。
そこでキラックスではノー残業デーの設定にプラスして、オフィス清掃の時間を設けています。
具体的には、月に2回水曜日にノー残業デーを設け、終業時刻の15分前には全員で業務を終え、残りの15分間を使ってオフィスの清掃をしています。
事業部毎に班を分け、普段の清掃活動では掃除が行き届かない場所を重点的に清掃しています。
ちなみにキラックス本社では毎朝15分間の清掃タイムがあり、こちらもグループ分けによる当番制で清掃活動を行っています。
本社ではフリーアドレスを採用しており、清掃の際はロッカーにパソコン等の荷物を片付けてしまうので、清掃が終わる定時には速やかに帰ることができます。
6. まとめ
今回は、SDGsに関する取り組みとして、キラックスの「ノー残業デー」について紹介させていただきました。
企業としてできることは何か?を考えながら、今後もSDGsの目標に向かって取り組んでいきたいと思います。
気になるキラックスの福利厚生等、今後のブログにて紹介させていただきたいと思います。
少しでもこのブログを通してキラックスに興味をもっていただければ幸いです。