3月といえば…?「エフピコフェア 2023」展示会レポート

2023/03/28
食品包装資材
#パッケージング・システム事業部#環境にやさしい#展示会

2023年3月9日(木)、株式会社エフピコ(エフピコグループ)が開催する一大イベント
「エフピコフェア 2023」に行ってきました。

エフピコフェアとは、エフピコグループが毎年3月に東京ビックサイトで実施している展示会。
全国の食品小売店様や包材問屋様など、毎年約1万数千人の方々が訪れています!

この記事では、エフピコフェア2023についてのレポートを載せていきます。

【エフピコフェア 2023 概要】
開催場所:東京ビックサイト[南1・2ホール]
開催日時:2023年3月7日(火)~9日(木) 9:00~17:00

1.エフピコフェアって?

1-1.株式会社エフピコとは

※エフピコのマスコットキャラクター ピコザウルス

株式会社エフピコとは、食料品売り場に並ぶお弁当やお惣菜などに使用されている食品トレー容器の大手メーカー。日々変化していく利用者のニーズに合わせて高い機能性・デザイン性のある製品を自社研究所にて開発しています。キラックスでも長きに渡り、エフピコの製品を販売。本記事でレポートする「エフピコフェア2023」にて展示のあった製品は、全てキラックスでお取り扱い可能です。

◎エフピコの工場見学レポート・商品紹介はこちら
エフピコリサイクル工場に潜入!最新トレー容器もご紹介
食品トレー製造最大手・エフピコってどんな会社?オススメ商品5選

1-2.普通の展示会と何が違う?

「エフピコフェア」とは、エフピコが年に一度(毎年3月)に東京ビックサイトで実施している展示会のこと。
スーパーマーケットや惣菜などの食品小売店の方、キラックスのような包材関連商社の方、エフピコに興味・関心を持っている方など3日間のうちに多くの方が訪れます。

“エフピコを深く知ってほしい”という思いから、容器単体のみではなく売り場も含めた総合プレゼンテーションを実施。そのため、毎年東京ビックサイトの展示ホール全体を使って開催しています。

この3日間のため、多くの社員さん達が準備にかける時間はなんと約半年!
エフピコのメイン事業となる食品トレー容器の展示はもちろん、物流やリサイクル事業への取り組みなど、エフピコの全てが理解できるイベントになっています。

2.エフピコフェア2023!ずばり今年のテーマ&事前勉強会

エフピコフェアでは毎年異なるテーマを掲げています。今年のメインテーマは、『激変市場に新たな価値を 〜食の明日 容器の力〜 「機能の進化」と「価値の創出」で支える』。

2-1.エフピコフェア2023テーマに込められた思い

エフピコフェア2023のメインテーマには、“世界情勢の変化や人手不足など、日々激変を続ける市場へ新たな価値を提供する”という思いが込められています。

今年の見どころは大きく分けて6つ。「激変市場」「冷凍」「PC・CK」「現場実践」「エコストア」「価値創造」です。“聞き覚えがある”、“最近よく聞く”などと感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。どのキーワードも今現在、現場で求められているものばかりです!

2-2.展示会向け事前勉強会atキラックス

エフピコフェア2023の開催に伴い、キラックス本社にてエフピコ主催の事前勉強会が行われました。
弊社の営業社員を対象に、展示会当日のレイアウトや今年のテーマ・見どころのご紹介。また、新商品もご持参いただき、事前に現物を見ながらの商品紹介もしていただきました。

お客様と一緒にエフピコフェアへ来場する営業社員も多くいるため、事前準備は大事な業務の一つ。
来場前に展示テーマや商品を知っておくことで、お客様へのご説明やご案内もスムーズになります!
エフピコ商品を全てお取り扱いできるからこそ、しっかりと勉強しておくことが大切です。

3.エフピコフェアには何が展示されているの?

それでは、実際のエフピコフェア展示会場レイアウトをご紹介!
今回の展示会では、大きく2つのゾーンを展開。

・売れ筋商品を売り場も含めて提案する”現場実践ゾーン”
・主に今推している商品を紹介する”激変市場ゾーン”

それぞれのゾーンではどんな展示がされていたのでしょうか?次に詳しくご紹介します。

3-1.売れ筋商品を売り場まるごと提案!現場実践ゾーン

”現場実践ゾーン”では、エフピコの商品だけでなく、売り場をまるごとご提案しています。各売り場はエフピコの営業さん達が現場で集めた知識を持ち寄り、実際に食料品売り場で販売されているかのような状態で展示。「早速次の日から取り入れたい!」と思うような、アイデア満載な展示ゾーンになっていました。

売り場のジャンルは

・青果 ・精肉 ・鮮魚 ・寿司 ・米飯 ・温惣菜 ・冷惣菜 ・ベーカリー&スイーツ

と、なんと8ジャンル!同ジャンルの中でも流行に乗ったデザインのものから斬新なものまで様々な展示があり、食品パッケージの奥深さを感じました。

中でも印象に残った商品はこちら!カラフルなフルーツにクリーム、ワッフルなどが添えられています。蓋つきの食品容器にフルーツとスイーツをワンプレートに盛り付けて販売。新鮮さもあるお洒落な盛り付け方で、ついつい自分も買いたくなってしまいました。また、深いブルーとエンジのカラーが高級感を感じさせます。

 

こちらのカキフライの容器も同じ商品を使用しています。黒い容器や透明フードパックに入っているイメージが強いお惣菜。容器の色を変えることで、受ける印象もガラッと変わりました。

3-2.今推している商品をご紹介!激変市場ゾーン

世界の情勢に伴いめまぐるしい変化を続ける市場。”激変市場ゾーン”ではそんな市場の変化にも対応する商品をご提案。こちらではエフピコのパートナー会社も出展しており、現代のニーズに合わせた様々な特徴を持つ商品が紹介されていました。

・惣菜からスイーツまで様々な業界で注目されている【冷凍対応の容器&機械】
・PC化に対応する【流通・物流効率に特化した容器】
・リサイクル&プラスチック削減を推進する【環境対応の容器】
・消費者へ訴えかける【ラベルを使用した販促アイディア】

上記は展示商品の一例です。

印象に残ったのは、やはりこちらの冷凍対応の容器&機械。写真左の「ど冷えもん(冷凍自販機)」は、冷凍市場の成長に伴い弊社でも販売実績が増えてきています。また、写真右の冷凍庫内は実際の冷凍商品の一例ですが、餃子や精肉、パスタに芋など様々なジャンルで冷凍商品を初めていることがわかります。

「冷凍商品に興味があるがまだ始めていない」、「冷凍商品のジャンルを増やしたい」というお客様向けに、冷凍商品を作る際のポイントを掲載する展示もありました。キラックスでも様々な業態のお客様に冷凍自販機「ど冷えもん」や冷凍対応資材をご提案した実績があります!冷凍商品にご興味がありましたら、ぜひご相談ください。

◎「ど冷えもん」、冷凍食品に関する記事はこちら!
冷凍市場に興味がある方必見!冷凍食品容器5選&ど冷えもんをご紹介

3-3.エフピコのバリューチェーンをご紹介!価値創造ゾーン

製品展示以外にも、エフピコの自社物流についての展示やリサイクル事業についての展示がありました。
エフピコのバリューチェーンはこれら全ての工程が繋がっている循環型であるため、エフピコフェアでは毎年必須の展示とされているそうです。

◎エフピコはスーパーマーケット等での資源回収によるリサイクル事業も行っています。
リサイクル事業に関する詳細は下記記事へ。
エフピコリサイクル工場に潜入!最新トレー容器もご紹介

4.まとめ

市場のニーズに合わせて、食品トレー以外にも様々な展示が行われていたエフピコフェア。食品パッケージの奥深さだけでなく、エフピコのトレーメーカーとしてのこだわりを知ることができました。

キラックスでは本展示会の展示商品からその他のエフピコ製品まで、幅広くお取り扱いが可能です。
パッケージや資材など、現場に関するお困りごとがございましたらお気軽にご相談ください。

お客様のお悩み・ご要望に合わせたご提案をさせていただきます!

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