冷凍市場に興味がある方必見!冷凍食品容器5選&ど冷えもんをご紹介
コロナ禍での外出自粛がきっかけとなり、急拡大している冷凍食品市場。コロナ禍以前と比較すると、冷凍食品の種類はかなり増加しています。また、それに伴い販売店数も増加。冷凍食品専門店や冷凍自動販売機など、様々な販売方法が普及しました。
- 冷凍食品の販売を始めたいけど、必要なものが何も揃っていない!
- 冷凍食品容器は常温の食品容器と何が違うの?
- ど冷えもんに対応している容器って?
このようなお悩みを抱えた方もご安心ください。
株式会社キラックスでは、冷凍食品を製造販売するための機械から容器・資材まで全てご提案が可能です。
この記事では、「冷凍食品の販売を始めたい!」「ど冷えもんってなに?」という方に向け、冷凍食品容器のご紹介&冷凍自動販売機「ど冷えもん」の概要をご説明いたします。
この記事をお読みいただければ、冷凍食品市場への参入、冷凍食品容器導入のお役に立てること間違いなしです。
◎冷凍・冷蔵商品の輸送でお悩みの方はこちらのサイトへ!
保冷・保温ボックス.com
INDEX
1.現在拡大中!冷凍食品市場
手軽に食べられて長期保存も可能な冷凍食品。市場拡大の裏にはどのような背景があるのでしょうか。
1-1.どうして冷凍食品が流行ったの?
現在 拡大中の冷凍食品市場。市場拡大の背景としては、
- 2020年の新型コロナウイルスの流行
- 共働き世帯や単身世帯の増加
- 技術の発展による、冷凍食品の“質”の変化
主に上記理由が挙げられます。
新型コロナウイルスの流行から広まった自粛生活。不要不急の外出自粛と飲食店休業の影響により、消費者は保存性の高い冷凍食品を購入することが増えていきました。
また、コロナ禍以前から共働き世帯や単身世帯が増えたことにより、食事の準備に時間がかからない冷凍食品の需要が増加。さらに冷凍技術の発展が重なり、従来の冷凍食品に染みついていた「冷凍食品=(常温と比べて)美味しくない」といった認識が無くなってきています。
1-2.冷凍商品を始めたい!冷凍に向いている食品は?
需要の増加と技術の進歩により、続々と種類が増えてきている冷凍食品。鮮魚や精肉、惣菜からスイーツまで幅広く揃っています。
上記写真は「エフピコフェア2023」の展示の一つ。展示会でも紹介されていたのですが、惣菜はジャンルによって冷凍食品にする難易度が異なります。
・初級:“油脂”が多いメニュー
→ 油がコーティングされて細胞が壊れにくいため、美味しさを維持しやすい
・中級:丼メニュー
→ 汁だくは冷凍に不向き、汁は後がけで量を調整
・上級:寿司・スイーツメニュー
→ ネタとシャリのように食材の繊維が異なる場合は、別々で冷凍
スイーツは耐冷凍性の製材を加えることで、解凍後に柔らかい食感に仕上げる
冷凍商品を始めることで、オンラインショップでの販売や話題の冷凍自動販売機「ど冷えもん」を利用した無人販売を行うことが可能です。
◎「エフピコフェア2023」について詳細はこちら
3月といえば…?「エフピコフェア 2023」展示会レポート
◎冷凍自動販売機「ど冷えもん」について早く知りたい方はこちら
2.ど冷えもんにも対応!おすすめ冷凍食品容器5選!
冷凍商品を販売する際、耐寒性のある冷凍食品容器の使用が求められます。耐寒性とは冷凍環境下での割れにくさのこと。耐寒性のない容器を使用した場合、輸送時など5℃以下での環境下で“破損・割れ”のリスクがあります。
2-1.エフピコ 冷凍食品容器 新作2選!
株式会社エフピコの冷凍食品容器といえば、「耐寒PPi-タルク」というオリジナル素材にご注目。「耐寒PPi-タルク」は非発泡素材で冷えやすく、耐熱温度130℃なので電子レンジも使用可能。強度・耐衝撃性が高いため、強度を維持してシートの厚みを下げる⇒プラスチック使用量の削減に繋がります。
今回は「耐寒PPi-タルク」シリーズの中から新商品を2つご紹介します。
①FT-TS(耐寒)
豊富なサイズを取り揃えた「FT-TS」。フラットな形状のため、トップシールにも対応可能。
仕切りのあるタイプと無いタイプがあるため、用途によって使い分けることができます。
②FT-角(耐寒)
「FT-角」は縦に長い形状で、キンパのように長細い食品にぴったりです。人気の韓国料理を家でも楽しめるとなると、さらに需要が高まるのではないでしょうか。
2-2.中央化学 冷凍食品容器2選 \紙素材もご紹介/
中央化学株式会社の冷凍食品容器といえば、「耐寒CT」シリーズ。中央化学の独自素材※「CT」の耐熱性はそのままに、耐寒衝撃性を向上させた冷凍対応容器です。耐熱温度130℃なので、レンジ加熱も可能。
※「CT」とは、ポリプロピレン(PP)に天然資源(タルク)を加えた耐熱素材のこと。耐熱・耐油性には優れているが、耐寒性には弱い素材。
①耐寒CTフロズ
仕切りの無いタイプでプレートメニュー、仕切りのあるタイプでお弁当など幅広いメニューに対応。
カラーも白と黒の2種類あるため、中身やメニューの雰囲気に合わせて選ぶことができます。
②ECウェア
こちらは紙素材の冷凍食品容器です。紙+PPの素材を使用し、耐油・耐水性に加えて耐熱温度110℃とレンジ加熱も可能。優しくナチュラルなイメージのクラフトカラーは他の冷凍容器と異なる印象を与えます。
2-3.ミヤゲン 冷凍対応フードコンテナ
最後は株式会社ミヤゲンの冷凍対応フードコンテナ「キープスラッパー」をご紹介します。
・耐熱温度140℃ レンジ加熱可能
・-40℃ 冷凍可能
・食洗機使用可能
・積み重ね収納で省スペース
・蓋にオリジナルデザイン印刷 \キラックスでデザイン提案可能!/
上記特徴を持つ「キープスラッパー」。使用後は洗って繰り返し使うことができるため、付加価値を付けての販売が可能。サイズもカラーもバリエーション豊富です!
◎急速冷凍に特化した「フローズンタイプ」もございます。
本体カラーは乳白色。通常タイプより柔らかい素材でできています。
通常タイプの耐熱温度-20℃~140℃に対し、フローズンタイプは-40℃~140℃まで対応!
より耐寒性がアップし、急速冷凍に特化しています。
通常タイプも急速冷凍に対応しておりますが、より安心して使用するにはフローズンタイプをおすすめします。
2-4.冷凍食品容器の注意点
これまで耐熱性・耐寒性のある冷凍食品容器をご紹介しましたが、下記注意点もあります。
冷凍商品を始める際、忘れずにご確認ください。
【耐熱性】加熱時間・温度条件・中身によって変わります。必ずレンジテストを行ってください。
【耐寒性】温度条件・衝撃の強さによって変わります。必ず使用条件でのテストを行ってください。
ご紹介してきた冷凍食品容器が気になった方は、弊社までお気軽にご相談ください。テストのためのサンプルをご用意させていただきます。
3.冷凍食品の販売といえば?話題の冷凍自販機「ど冷えもん」
“冷凍自動販売機”もしくは“ど冷えもん”というキーワード、一度は見たことや聞いたことがあるのではないでしょうか?冷凍市場の拡大により、全国の飲食店を中心に設置台数が増加中です。
3-1.冷凍自販機「ど冷えもん」とは?
ど冷えもんとは、サンデン・リテールシステム株式会社が製造しているマルチストック式 冷凍自動販売機。非接触の販売が可能なため、コロナ禍でもぐんぐんと売上げを伸ばしました。主な概要は以下の通り。
・24時間365日無人販売
→省人化によるコスト削減、営業時間外の売上げが見込める
・多種多様な容器・商品の販売
→様々な商品のサイズや包装形状に対応しており、1台で最大10種類の商品を販売可能
・タッチパネルで簡単操作
→操作は液晶タッチパネルのみで行うため、店舗運営者・商品購入者ともにスマホ感覚で操作OK
3-2.ど冷えもん活用事例
⇧マイホームキッチン様(福岡県糟屋郡)のど冷えもん活用事例です
非接触やコスト削減、デジタル化など現代社会のニーズにぴったりな特徴を持つど冷えもん。弊社のお客様でもど冷えもんを活用した販売事例が増加中です。導入されるお客様の業界は多種多様。直近の事例を2件ご紹介します。
・洋菓子店 冷凍ケーキ各種を販売
・冷凍食品専門店 冷凍惣菜各種を販売
上記以外にも現在販売検討中の案件も複数あり、今後もど冷えもんを使用した冷凍食品販売の増加が見込まれます。
3-3.ど冷えもんでオリジナリティを出したい!
全国各地で使用されているからこそ、オリジナリティを持たせたいもの。ど冷えもんはこのようなご要望も対応可能です。
⇧MAGICAL様(愛知県岡崎市)弊社のデザイン納品事例です
・外装ラッピング
・本体上部 POPカードの変更(通常時は「ど冷えもん」ロゴが付属)
・21㎝角 大型メニューカードのアレンジ
上記を含む外装に関しましては、全てキラックスでデザイン提案が可能です。ユーザー様のご要望と店舗の雰囲気を汲み取り、最適なデザインをご提案させていただきます。
また、ど冷えもんは冷蔵機能付きのものやスリムタイプのものなど、ラインナップも豊富。「気になっているが、希望に合うものがあるかわからない」「詳しく話を聞きたい」という方など、お気軽にご相談ください。
4.まとめ
今回は弊社おすすめの冷凍食品容器&冷凍自動販売機「ど冷えもん」を紹介させていただきました。
コロナ禍以降、拡大を続ける冷凍食品市場。今後も市場の成長が見込まれます。
キラックスでは、本記事で紹介させていただいた商品以外にも様々な冷凍食品容器・資材を販売しております。
「冷凍商品を始めたいけど何も揃っていない」という方でもご安心を!急速冷凍機から冷凍対応の容器、さらにど冷えもんまで、必要なものはトータルでご提案が可能です。
冷凍市場に少しでもご興味がある方は、お気軽にご相談ください。お客様のご要望に合わせたご提案をさせていただきます。