海洋生分解性プラスチックフィルムが「海洋生分解性バイオマスプラ」認証を取得しました
2024年1月、当社の「海洋生分解性バイオマスプラスチックフィルム」が
日本バイオプラスチック協会の「海洋生分解性バイオマスプラ」認証を取得したことをお知らせします。
このフィルムは、海洋中で2年間で90%以上生分解することが確認された材料(※植物由来の生分解性樹脂「BioPBS™」)で作られています。
※植物由来の生分解性樹脂「BioPBS™」は、三菱ケミカルグループが開発した樹脂です。
海洋生分解性バイオマスプラの認証を受けています。
三菱ケミカルグループのリリースはこちら。
海洋生分解性プラ識別表示制度
プラスチックは資源循環の基本理念に則り、使用後の回収が原則ですが、それでもなお、回収システムの不備や自然災害等で意図せず環境中に漏出するプラスチックが多いのが実情です。
アウトドアや海洋環境で使用する製品は、特に自然環境中に漏出するリスクが高く、その多くは最終的には海洋に集まるため、海洋環境で生分解するプラスチックの普及が海洋プラスチックごみの抑制策の一つとして期待されています。
しかしながら、海洋では陸上に比べて微生物の密度が桁違いに低く、また微生物の種類も陸上とは異なります。海洋生分解性プラ識別表示制度は、このような環境においても十分に生分解し、かつ安全性を確認したものを認定する制度です。
なお、海洋生分解性プラにおいて、さらに当協会のバイオマスプラ識別表示基準(前述)を満たす製品は、「海洋生分解性バイオマスプラ」の名称とマークの使用が認められています。
引用:日本バイオプラスチック協会
海洋生分解性プラ認証リスト(日本バイオプラスチック協会サイト)はこちらからご確認いただけます。