売場で差別化!オリジナルデザインの真空袋を使ってみませんか?

2024/07/16
食品包装資材
#パッケージング・システム事業部#専門知識#オリジナル
売場で差別化!オリジナルデザインの真空袋を使ってみませんか?

食品の包装資材として使用されることの多い真空袋。
丈夫な素材のため、スーパーなどの小売店やネットショッピングなど、様々な店舗で使用されています。
しかし、食品トレーとは異なり無地のシンプルな袋が多いため、同じような食品が真空袋に包装されていた場合、いまいち見分けがつきません。

  • 他店の商品と差別化したい
  • オリジナルデザインの真空袋が欲しい
  • 無地の真空袋にラベルを貼っているが、手間がかかる

このような真空袋に関するお悩みをお持ちの方、真空袋の使用を検討している方も必見です。
本記事では真空袋を使用しながら個性を出し、周りと差別化する方法をご紹介。さらに身近な事例とあわせて紹介するので、真空袋使用時の参考にしていただけますと幸いです。

1.真空袋について

まず始めに、真空袋とはどのような袋のことか?という部分についてご説明します。

1-1.真空袋ってどんなもの?

真空袋とは、酸素を通しにくく、内容物の酸化防止効果の高い袋のこと。
ナイロン(外側)とポリエチレン(内側)を張り合わせた構造のため、一般的に「ナイロンポリ袋」と呼ばれています。
袋の外側に使用されているナイロンが酸素を通しにくい素材のため、内容物の酸化を防げるようになっています。

一方、買い物などの日常生活でよく利用する薄いビニール袋はポリエチレンのみで作られており、「ポリ袋」と呼ばれています。
ポリエチレンは酸素を通しやすい素材のため、ポリ袋で食品を保管した際はすぐに酸素に触れ、酸化が進んでしまいます。

そのため、ハム、ソーセージ、魚の切り身など様々な食品を 新鮮な状態で保存したい長持ちさせたい といった場合、内容物の酸化を防ぐことができる真空袋の使用がおすすめです。

また、真空袋のように、酸素などの気体を通さない“バリア性”を持つ袋のことを「ガスバリア袋」と呼びます。
ガスバリア袋は透明なものからアルミ箔を貼り合わせたものなど複数種類あり、素材によってバリア性の高さが異なります。

〇真空袋(ナイロンポリ袋)についてはこちらの記事へ
〇ガスバリア袋の種類、比較についてはこちらの記事へ

1-2.真空袋を使用して個性を出したい!

規格品として売られているものは無地のものが多い真空袋。

「無地ではなんだか味気ない…」「売場で個性を出したい!」といった時に最適なのが、
・無地の真空袋に、販促ラベルを貼る
・真空袋にオリジナル印刷をする
これらの方法になります。

その商品ならではのデザインを印刷したりラベルを活用することで、売場で目を引き商品の魅力やお客様の購買意欲を高めることができます。

1-3.真空袋×ラベル or 印刷 それぞれの特徴は?

真空袋を使用して個性を出す方法として、販促ラベルの使用やオリジナルデザイン印刷をおすすめしましたが、それぞれのメリット・デメリットをお伝えします。

【真空袋×ラベル】
メリット
・ラベルの種類が複数あれば、袋が1種類でもバリエーション豊富に見せることができる
・小ロットで多品種のラベルを作成することができる

デメリット
・素材や保管環境によっては貼りづらかったり剥がれやすい場合がある
・剥がれかけてしまった場合、見栄えが悪くなる
・ラベルを貼る手間(人件費、設備投資など)がかかる

【真空袋×オリジナル印刷】
メリット
・ラベル使用時のように剥がれて見栄えが悪くなるリスクがない
・袋単体で手間なく使用できる

デメリット
・オリジナル印刷を行うまでの工程が多い
・大ロットでの購入、版代が必要になる

まとめると、このような内容が挙げられます。
どちらにもメリット、デメリットがあるため、用途や作業環境を考慮して最適な方法を選ぶことが重要です。

2.真空袋×オリジナルデザイン印刷について

ここからは真空袋へのオリジナルデザイン印刷についてお話しします。
真空袋の印刷を希望している方はもちろん、これから真空袋の利用を検討する方も参考にしていただけますと幸いです。

2-1.真空袋に印刷をする際に必要なことは?

真空袋にオリジナルデザイン印刷を行う際に必要なポイントは、下記の3点。

  1. 真空袋の選定
  2. デザイン作成
  3. 印刷

1.真空袋の選定 では、まず真空袋を製造しているメーカーを探すところから始めます。
その後、様々なサイズ・仕様の中から用途に合わせた袋を選定。予算の希望がある場合は、複数メーカーのアイテムを比較検討するのがおすすめです。

2.デザイン作成 では、袋に印刷するデザインを自社で作成するのか、デザイン会社に依頼するのか によって工程が異なります。
デザイン会社に依頼する場合は依頼先の企業探し、商品コンセプトや希望をまとめた依頼書作成などが必要になってきます。(依頼先によって異なります。)

3.印刷 の工程は、袋を購入したメーカーで印刷を行っている場合、メーカーにデザインを渡すのみで完了。メーカーでオリジナル印刷を行っていなかった場合、別の印刷会社を探し、依頼します。

このように、オリジナルデザイン印刷を行う際は様々な段取りが必要になってきます。

2-2.キラックスでは袋選びからデザイン作成まで受け付けます

ここまで読んでいただき、真空袋への印刷を諦めかけてしまった方はいませんか?
そのような方もご安心ください。キラックスにお任せいただければ、全ての段取りが弊社とのやり取りのみで済ませることができます。

  • 食品包装資材に特化した専門部署による、真空袋のご提案
  • 自社デザイナーによるデザイン提案
  • グループ会社との連携による、真空袋製造及びフィルム印刷

これらの弊社の強みを最大限に活かし、お客様のご希望を叶える真空袋のオリジナルデザイン印刷を実現します。

〇自社デザイナーによる製作アイテムは弊社HPの「事例紹介」にて紹介しています。
例:オリジナルデザインで印象アップ!店舗ならではの耐油袋を作成

2-3.気になる事例をご紹介

実際に弊社で真空袋のオリジナルデザイン印刷を行った事例を紹介します。

【お客様の業種】水産加工メーカー様

【お客様の希望】・鮮魚加工品の新商品を発売するため、オリジナルデザインの袋が欲しい
           ・新商品発売に合わせて、既存商品の袋デザイン(原材料表示の内容等)も変更したい

新商品の発売を予定しているお客様に向けて、新デザインの袋の作成と既存の袋のリニューアルを行いました。
新商品は全部で3種類。お客様先でのヒアリングをもとにデザインを作成し、デザイン採用後は印刷立ち合いを行いました。
出来上がった真空袋にもご満足いただき、現在も継続してご使用いただいています。

3.まとめ

真空袋を使用する上で個性を出し、周りと差別化する方法についてイメージしていただけたでしょうか。

売場で個性を出し、周りの商品と差別化するためには
・無地の真空袋に、販促ラベルを貼る
・真空袋にオリジナル印刷をする
これらの方法が挙げられます。

何かと段取りの多い真空袋へのオリジナルデザイン印刷ですが、弊社キラックスにお任せいただくことで、その他企業様とのやり取り不要でスムーズに進めることができます。

真空袋への印刷を検討している方はもちろん、まずは規格品の導入を検討している方もお気軽にご相談ください。

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