行ってきました!「リスのプラスチックグループ2024秋の展示会」をレポート!

2024/10/29
食品包装資材
#パッケージング・システム事業部#展示会
行ってきました!「リスのプラスチックグループ2024秋の展示会」をレポート!

2024年9月25日(水)、リスのプラスチックグループが主催する
「リスのプラスチックグループ2024秋の展示会」に行ってきました!
展示アイテムは幅広く、食品容器から包装機、リサイクルコンテナ、パレットまでありました。

この記事では、リスのプラスチックグループ2024秋の展示会についてレポートを載せています。

【リスのプラスチックグループ展示商談会】
開催場所:名古屋国際会議場白鳥ホール
開催日時:2024年9月25日(水)~26日(木)
詳細URL:https://www.risupack.co.jp/risupack_contents/article/2786

1.リスのプラスチックグループ秋の展示会に行ってきました!


本レポートを始める前に、リスのプラスチックグループをよく知らない方、
または展示会に行ったことがない方に向けて簡単にご紹介します。

1-1.リスのプラスチックグループって?

企業ブランドは人々に愛される動物の「リス」がモチーフ。
リスパック株式会社や岐阜プラスチック工業株式会社をはじめ、全9社で構成されています。

中でも、弊社と関わりが深いのはリスパック株式会社
リスパック株式会社とは、1953年創業のプラスチック食品容器メーカーです。

バイオマスプラスチックのリーディングカンパニーとして植物由来の原料からスーパーマーケットや
コンビニ向けの食品容器、テイクアウト容器を開発・製造しています。

リスパックの食品容器はキラックスでも長年販売を続けており、
アイテム数の豊富さ、質の高さはお客様からも好評です。

1-2.今回のメインテーマは・・・

リスのプラスチックグループの展示会は毎年、春と秋に開催。
2024年秋の展示会 全体のテーマは「プラスチックと共にくらす ~FRIENDLY~」です。

食品流通業界を取り巻く市場の環境は、近年、人手不足や原料高騰、物流問題、環境対応など
様々な課題が重なっています。

展示会では自動化による生産性の向上、付加価値の創出、環境にやさしい素材の製品をはじめとして、
ユーザー様の声に寄り添ったアイテムが多数並んでいました。


リスパックの展示テーマは「売場と共に ~多極化への対応~」
様々なアイテムが魅せ筋・勝ち筋・売れ筋の3つにカテゴリー分けされていました。

2.見どころ満載!リスパック展示会をレポート

ここからは、リスパック株式会社の展示会の中身をご紹介!


入って早速目を惹いたのは食品容器 ×「ガラスの輝き」というこれまでにないアイディア。
こちらはリスパックの技術力で生み出された近日発売の「シンデレラ・アート」です。

このように、食品容器のクリエイターとして進化し続けるリスパックのブースを
今からレポートしていきます!

2-1.まるで本物の質感【魅せ筋エリア】

見せ筋エリアのテーマ:「希少性・審美性を高める容器で店格を上げる」

実際の売場では、容器の実用性だけでなくブランド力を高めることも求められます。
こちらのエリアからは1点抜粋してご紹介。

商品名:「バイオフィネオウッド」
内容物:米飯、和惣菜、和スイーツ etc.

「バイオフィネオウッド」の注目ポイント

  1. 食卓にそのまま置ける高質感◎
  2. 木の風合いをプラス
  3. ラベルが貼りやすい蓋

2-2.こだわりのある売場づくりを応援【勝ち筋エリア】

勝ち筋エリアのテーマ:「演出性を高めこだわりが伝わる容器で商品・売場の販売力を上げる」

原料高騰・人手不足の中でも特別感や目新しさを演出する容器を活用し、
販売力アップや魅力ある売場づくりを応援します。

多くの製品の中でも特に印象に残った容器を3点ご紹介。

製品名:「ニュートボールティナ」
内容物:麺類、サラダ、フルーツ etc.

「ニュートボールティナ」の注目ポイント

  1. バイオマス度95%以上!蓋・中皿・本体すべてに※PLA使用
  2. 深さのある中皿でゴロっとしたトッピング可能◎
  3. ガラスボウルのような美しさ
    ※PLAとは、トウモロコシやサトウキビなど、植物由来の原料のことを指します。


容器本体にバイオマスマークが印字されているため、地球に優しいエコな容器
ユーザー様にアピールできます。

商品名:「バイオ華ノ枠」
内容物:お造り盛合わせ etc.

「バイオ華ノ枠」の注目ポイント

  1. 枠付き柄で商品を豪華に魅せる
  2. カラーバリエーション豊富!刺身の種類によって使い分け可能◎
  3. 高蓋で立体感UP!


従来品と比較すると、枠ありの方がメリハリが付き、高級感が生まれていますね。

商品名:「バイオ少量目 丸カップ」
内容物:デザート、青果、惣菜、和洋日配 etc.

「バイオ少量目 丸カップ」の注目ポイント

  1. プチ贅沢感をかなえる少量満足サイズ
  2. 定番商品から丸ごとリニューアル!
  3. 何にでも使えるデザイン&サイズ感で多様なメニューに対応可能◎


展示会ではデザート、青果、和洋惣菜の贅沢メニューに使用されていました。
「少量でいいものを食べたい」というプチ贅沢感を叶え、買い合わせも期待できます。

2-3.トータルコストダウンを実現【売れ筋エリア】

売れ筋エリアのテーマ:「トータルコストダウンにつながる容器で売価を維持する」

従来品からユーザー様の意見を取り入れ、リニューアルした新製品が紹介されていました。
こちらのエリアからは2アイテムをピックアップ。

商品名:「バイオリデュー・バイオホットリデュー」
内容物:冷惣菜、温惣菜 etc.

「バイオリデュー・バイオホットリデュー」の注目ポイント

  1. 細かな量目調整ができる隙間”5mm”サイズ
  2. 「リデュー」から待望の耐熱タイプ「バイオホットリデュー」が登場!
  3. 液漏れしにくく汁気の多い惣菜でも安心◎


バイオリデューは業界初の本体も蓋も丸ごとバイオ。
従来品と比較してプラスチック使用量20%削減を実現しています。

商品名:「おさめ盛」
内容物:寿司 etc.


こちらは寿司の小型化に適した容器。
「小さくなった寿司でもスカ感をなくしたい」というユーザー様の声を形にしました。

「おさめ盛」の注目ポイント

  1. 小さなお寿司がギュッと詰まる&噛みこみにくい構造
  2. 弱い力ではまるのに外れにくい
  3. 高さがコンパクトでクレート効率UP、少しでも多くの配送が可能に◎


従来は身(容器の下の部分)の凹凸でシャリが転ばないよう設計されていましたが、
「おさめ盛」では蓋の形にもこだわりが。
寿司の形に沿うよう斜めになっており、ピッタリフィットする工夫がありました。

その他にも…
今回、売れ筋エリアからは2商品のみの紹介となりましたが、
これら以外にもリスパック展示会では
「機械対応」製品が多く陳列されていました。


昨今の人手不足問題を解消すべく、ボッジを活用して ※ブロッキング しにくい容器を採用。
※ブロッキングとは、容器同士がピッタリ重なり供給できない状態を指します。


↑こちらがボッジです。
ボッジが互い違いに組み込まれているため、機械対応が可能◎
これらの工夫が工場のスムーズな作業ラインを実現しているのですね。

2-4.近日発売!グループ企業の新アイテム

続いては、リスパック以外のグループ企業展示エリアから。
岐阜プラスチック工業株式会社の近日発売商品を2点をご紹介します。

「流通と共に」をテーマに、“物流2024年問題”に対応したアイテムが並んでいました。

「ウェットレス折りたたみコンテナー」

注目ポイント

  1. ゆるやかな傾斜がついたフタで雨水がたまりにくい
     →ふき取り時間の短縮に◎
  2. アシストロック搭載
     →かるく引くだけで簡単に組み立て・固定が可能に◎
  3. 通常品より薄型でコンパクト収納
     →省スペースでより多くの保管が可能に◎


ブースでは実際に水をかけて水残り軽減を体験させていただきました!

「ジョイントキャリーSS」

注目ポイント

  1. 十字積みはもちろん、同じ向きでの積み重ねが可能
     →よりスマートに、コンパクトに収納
  2. 縦横何台でも連結可能◎
     →持ち手が4箇所あるためどこからでもサッと持てます。
  3. 段積みした際にグラつかない
     →自動化ラインにおすすめ

「ウェットレス折りたたみコンテナー」「ジョイントキャリーSS」はどちらも近日発売の新商品です。
発売が楽しみですね。

3.まとめ

今回開催されたリスのプラスチックグループの展示会は、製造現場や売り場、
流通や環境など様々な部門に焦点をあて、
ユーザー様からの声をカタチにした提案が盛りだくさんの展示会でした。

毎年、春と秋の年に二度開催されるリスパックの展示会。
次回はどのような製品が見られるのか、楽しみですね。

株式会社キラックスでは、本記事でご紹介した食品容器や物流製品から
その他リスのプラスチックグループの製品まで、全てお取り扱いが可能です。

現場に関するご要望・お困りごとがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
キラックスだからこそできるベストプランニングをご提案します!

 

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