水産業界の方必見!鮮魚の強い味方「グリーンパーチ」とは?

鮮魚の保存や包装に使用される“グリーンパーチ”をご存知でしょうか?
グリーンパーチとは、鮮魚の保存を目的とした包装紙のこと。
その名の通り緑色で、魚の血などのドリップを緩やかに吸収することで鮮度を保ちます。
- 魚の保存に新聞紙やキッチンペーパーを使っている
- ドリップの生臭さが気になる
- 魚を美味しく熟成させたい
このような方、必読です!
本記事では、グリーンパーチの効果や機能、使い方などを解説していきます。
水産業界をはじめとする様々な業界で活躍中の“グリーンパーチ”。
その魅力を知り、実際に食品の保存・販売時にお役立ていただければ幸いです。
INDEX
1.グリーンパーチって?
鮮魚コーナーでこのような緑色の紙に陳列されている水産物を見たことがある方も多いのではないでしょうか。
実はこの紙、見栄えを良くするだけでなく様々な効果があるんです!
1-1.グリーンパーチについて
まず始めに、グリーンパーチを知らない方に向けて簡単にご説明します。
「グリーンパーチ」とは、鮮魚の保存を目的とした包装紙のこと。
魚から出てくる血やドリップを適度に吸収するため、鮮度の保持や清潔感を保つのに効果的です。
「青紙」「耐水紙」「パーチ紙」などとも呼ばれています。
時間をかけて余分な水分を吸収するため、魚本来のみずみずしさや脂、旨味を残しながら保存が可能。
そのため、捌かれていないまるごと一尾の状態で直接包んでの保存はもちろん、切身の状態での熟成過程にも重宝されています。
1-2.パーチメント紙との違いは?
簡単に説明すると、グリーンパーチは「パーチメント紙」の用途を“鮮魚の保存”に特化したもの。
「パーチメント紙」自体、聞き馴染みのない単語かもしれませんが、お菓子やバターの包装、敷き紙によく使われている半透明の紙のことを指します。
グリーンパーチが耐水性に特化しているのに対し、パーチメント紙は耐水性に加えて耐油性があります。
つまり、グリーンパーチは耐油性を取り除き、鮮魚の保存に必要な耐水性のみを残した“疑似的なパーチメント紙”といえます。
2.グリーンパーチの機能
では、気になるグリーンパーチについてさらに深堀りしていきましょう。
2-1.こんな効果があります
グリーンパーチを鮮魚に用いることで、こんな効果があります。
- ゆるやかに水分を吸収
→魚の水分を奪いすぎず、魚本来の水分や脂、鮮度を維持しながら保存できます。 - 耐水性◎水に濡れても破れにくい
→新聞紙やキッチンペーパーだと身がくっついて剥がれない…破けてしまう…そんな悩みも不要です。 - ドリップが目立ちにくい
→緑色の反対色は赤色なので、血の色が目立ちにくく清潔感UP◎
血やドリップが出てもグリーンパーチは黒色に変化します。
2-2.使用方法
グリーンパーチの使い方は簡単!
魚の余分な水分を軽くふき取ってからグリーンパーチで包むだけ。
食品衛生有害物質が含まれていないので、直接食品に触れても問題ありません。
数日間保存する際は適宜交換しましょう。
ドリップが多く出るので、1日に1回程度 様子を見ながら交換することをおすすめします。
3.グリーンパーチはどこで購入できる?
店頭での販売をあまり目にしないグリーンパーチ。
どこで購入できるのでしょうか?
3-1.グリーンパーチのことならキラックスへ!
キラックスでは、グリーンパーチを取り扱っています。
1,000枚から購入可能なので、購入を検討されている方はぜひご相談ください。
規格のサイズは下記の通りです。
グリーンパーチ 508mm×762mm
実際に国内の水産市場様や海外の水産加工業様へ納入実績もあります!
お気軽にお問い合わせください。
3-2.お好きなサイズにカットが可能です
先ほどご紹介した規格サイズより小さいサイズが欲しいという方。
キラックスでは、お客様のご要望に合わせて断裁することができます。
ご希望に沿った提案をさせていただきますので、遠慮なくお申し付けください。
4.まとめ
以上で、グリーンパーチについての紹介を終わります。
サッと包むだけで鮮魚の保存を可能にするグリーンパーチ。
本記事を読んでいただき、少しでも魅力が伝わったら嬉しいです。
「グリーンパーチの購入を検討している」「もっと詳しく知りたい」という方は
お問い合わせフォーム、もしくはお電話からお気軽にお問い合わせください。
キラックスが最適なご提案をさせていただきます!