テーマはフルーツ!「ヤマニパッケージ内覧会」へ行ってきました

2025/03/26
食品包装資材
#パッケージング・システム事業部#展示会
テーマはフルーツ!「ヤマニパッケージ内覧会」へ行ってきました

2025年3月12日(水)、株式会社ヤマニパッケージが主催する「パッケージ展」に行ってきました!

今回で3回目となるパッケージ展のテーマは「フルーツの包装資材」です。
本記事では、㈱ヤマニパッケージの内覧会「パッケージ展」についてのレポートを載せていきます。

【ヤマニパッケージ内覧会 概要】
開催場所:㈱ヤマニパッケージ 岐阜本社 3F
開催日時:2025年3月5日(水)~19日(水) 9:00~17:00
ヤマニパッケージのホームページはこちら

1ヤマニパッケージについて

記事の紹介に入る前に、㈱ヤマニパッケージについて簡単にご紹介させていただきます。

1-1.株式会社ヤマニパッケージ

株式会社ヤマニパッケージは、創業70年のパッケージ・包装資材の専門企業です。
お客様のブランドコンセプトに合わせて形状からデザインまでトータルにご提案。
既製品から自社デザイナーとのオリジナル製品まで、あらゆる角度からパッケージを追求しています。

1-2.社屋を見学させていただきました!

㈱ヤマニパッケージの本社は2023年6月に新設されており、とってもきれいな社屋を構えています。
展示会場へ向かう前に、簡単に社内をご紹介していただきました!

こちらは玄関から入ってすぐのエントランス。広々としていて3階まで吹き抜けの空間です。
写真右上の小窓から見える部屋はサンプル室で、なんと約7,000点ものサンプルが保管されています。

 

3階から見た景色がこちら。中央の木は年月とともに天井まで成長する予定だそうです。

 

こちらは1階にある展示ミュージアム。
訪問時は3月ということで、ひな祭りやホワイトデー、5月に向けた端午の節句にまつわるアイテムが展示されていました。

 

他にも、商談室、デザイナーさんや事務の方々が働くオフィス、食堂などを見せていただきました!
驚いたのは、ビリヤード台やゲーム機が社内に設置されていたこと。
業務外での社員の交流の場にもなっているそうです。

2.パッケージ内覧会の様子をご紹介します!

それでは、本題のパッケージ内覧会のレポートを始めていきます。
実は今回で3回目の開催となる㈱ヤマニパッケージ主催のパッケージ展。
私たちは岐阜にある本社に伺いましたが、東京、仙台、大阪、福岡、各支店にて順次開催されています!

2-1.今回のテーマは…

第3回となる今回のテーマは「フルーツ」
フルーツのパッケージに特化した新商品や企画中商品が、各課題ごとにブース分けして展示されていました。

ちなみに、第1回は2024年の4月に「フルーツ」がテーマの内覧会、
第2回は2024年の9月に「 洋菓子・和菓子・お酒」がテーマの内覧会が行われています!

2-2.組立て簡単!省力化できるパッケージ

1つ目のテーマは「省力化」対応のパッケージについて。
フタを組立てる作業の煩わしさを軽減した製品が展示されていました。

上のパッケージのフタ箱は、中央の穴に指を入れて横部分を起こすだけで簡単に組立てが可能。
従来の蓋をかぶせる方式と比較すると、所要時間は半分! 省力化に貢献できます。

 

こちらはフタを組立てる作業が不要。
段ボール1枚の状態から折り線で折り、本体の穴に差込むだけでフタができます。
本体の穴が、顔のように見えて少しほっこりします。
㈱ヤマニパッケージの公式キャラクター「やまにん」と似ているように感じました! 
※こちらのパッケージとは関係はないようです……。
公式キャラクター「やまにん」はこちら

 

こちらはフタと本体が一体型になっているもの。底をワンタッチで押すだけで容易にたためます。
強化ダンボールのため、そのまま発送も可能!
緩衝材などを用意する必要が無くなり、作業時間の短縮と資材費用のコストカットにも繋がります。

2-3.プレミアム商品向けパッケージ

続いては、高価格帯の商品をしっかり引き立てるパッケージをご紹介。

上の写真はプレミアムいちご向け商品「ゆりかーご」。いちご一粒ずつを大切に守ることができます。
ゆりかーごに対応する箱は全部で12種類展開。様々な形とデザインがあるので、お客様のご希望に合わせてのご提案が可能です。

 

こちらはなんと桐箱風の紙箱。高価格帯のぶどうやももに向けて作られました。
木箱同様の高級感を演出していますが、紙素材なので燃えるゴミでの処分が可能。
実際に触ってみると、紙とは思えないほどしっかりしていました!

2-4.環境対応パッケージ

昨今重要視されている環境問題対応パッケージのコーナーも。
持続可能な未来のために、㈱ヤマニパッケージでは環境対応製品を生み出しています。

こちらは、紙でできたフルーツの「カゴ」です。
実は、従来のフルーツカゴに使用されている「藤(とう)」は日本に自生しておらず全て輸入されたもの。
「藤」から「紙」に変えることで国産の安定供給を図っています。
また、手提部分が折りたためるので積み重ねが可能。在庫スペースを削減できます。

 


サトウキビのバイオマスポリエチレンを50%配合した素材のフルーツキャップもありました。
カラーバリエーションも豊富です。

2-5.その他にも…


「全国のスーパー様、専門店様のオリジナルパッケージ」のブースもあり、規格品ではなくお客様とオリジナルで作り上げた製品が並んでいました。

 

㈱ヤマニパッケージは2025年2月に幕張メッセにて開催された「スーパーマーケット・トレードショー2025」、東京ビッグサイトにて開催された「東京インターナショナル・ギフト・ショー春2025」に出展。
フルーツパッケージだけでなく、そちらでの展示内容を再現したブースもありました!

〇㈱ヤマニパッケージ 各展示紹介ページは下記リンクよりご覧ください
 ・スーパーマーケット・トレードショー2025
 ・東京インターナショナル・ギフト・ショー春

3.まとめ

以上で、㈱ヤマニパッケージの内覧会レポートを終わります。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

思わず手に取りたくなるようなパッケージのデザインが多数展示されており、見ているだけでワクワクするような展示会となっていました。
また、デザインだけでなく使いやすさや環境など様々な角度から生み出されたアイデアが詰まっている製品ばかりでした。

㈱ヤマニパッケージはパッケージ展の他にも「ラッピング講習会」など様々なイベントを開催しています。
気になる方は、以前に掲載したブログもぜひ見てください!
㈱ヤマニパッケージ「ラッピング講習会」についての記事はこちら

株式会社キラックスでは、今回の記事でご紹介したフルーツパッケージからその他のヤマニパッケージ製品まで、全てお取り扱いしております。

「気になるパッケージがある」「オリジナルパッケージをデザインして作りたい」などパッケージにまつわる疑問やお悩み、興味がありましたら、まずはお気軽にご連絡ください!
お客様と共に考えながらキラックスが最適なご提案をさせていただきます。

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