環境製品
マテリアル 環境
～地球に優しいモノづくりを～
商品開発部 / パッケージング・システム事業部
キラックスでは、約20年前から生分解性フィルムの開発に携わり、環境に配慮した素材を活用した商品開発を行っています。長年培ってきた豊富な知識と技術力、お客様の目的に合わせた環境対応製品をご提案します。
オリジナル商品の企画開発から納品まで、SDGsや環境対応に取り組む企業を徹底サポートします。
こんなお悩みありませんか？
- 生分解性プラスチックフィルム製品を使用したい
- 環境に優しい素材に切り替えたい
- バイオマスプラスチックを活用したい
- カーボンニュートラルを意識した資材に見直したい
- 環境への取り組みを強化したい
環境への取り組みのご相談から商品開発まで
まとめておまかせ！
POINT
サービスの特長
長年開発してきました
生分解性フィルム製品の
確かな実績と経験によるご提案
環境に配慮したプラスチックを活用したいというニーズに合わせ、生分解性プラスチックを活用したフィルム製品の開発を行っています。生分解性プラスチックは、微生物や酵素の作用で水と二酸化炭素に分解され自然に還るプラスチックです。
キラックスでは、生分解性プラスチックにいち早く着目し約20年前から生分解性フィルムの商品開発に取り組んでいます。2005年日本国際博覧会「愛・地球博」で生分解性ゴミ袋をご採用いただきました。
また、2020年には三菱ケミカルグループと共同で日本初の海洋生分解性プラスチックを活用したレジ袋の開発に成功しました。生分解性フィルム製品の先駆者として、確かな実績をもとにお客様へのご提案を行っています。
経験をもとにした製品づくり
生分解性フィルムを熟知し
物性改良と運用をサポート
専門的な知識と豊富な経験から生分解性フィルムの特性を把握し、樹脂配合から運用方法まで生分解性フィルムの活用を総合的にサポートします。
一般的な生分解性フィルムは性質上破れやすく、また保管する環境にも制限があり、管理運用が難しいとされています。
ですが、弊社では独自に開発した技術を活用することで、高強度化や分解速度の調整が可能です。生分解性フィルムを熟知しているからこそ、より高品質な生分解性フィルム製品を開発することができます。
運用面も考慮しご提案します
ご要望や課題に応じて
最適な環境対応製品を選定
生分解性フィルム製品は長期間の保管に向かず大量生産ができないデメリットがあります。そのため事前のヒアリングを重視し、製品の流通性と機能性をお客様のニーズや課題に合わせて調整します。「本当に生分解性が必要なのか」もふまえて専門的な視点からご提案します。
また、生分解性フィルム以外のバイオマスプラスチックを使用した製品も幅広く取り扱っており、お客様のご要望や課題に応じて適した環境対応製品をご提案します。環境への取り組みを強化したいお客様へのサポートはお任せください。
お米の国産プラスチック
「ライスレジン®」を活用した
バイオマスプラスチック製品
食用に適さない古米、米菓メーカーなどで発生する破砕米など、本来は廃棄されてしまうお米から作られた国産バイオマスプラスチック「ライスレジンⓇ」。従来のプラスチックと同等の耐久性・品質を持ちながら、バイオマス製品であるため、カーボンニュートラルを実現しています。
サトウキビやトウモロコシを原料とするこれまでのバイオマス樹脂の多くは輸入に頼っており、原料を調達する時点で二酸化炭素を多く排出していました。一方、ライスレジンは他のバイオマス樹脂と異なり100％国内生産のため、環境負荷の少ないバイオマス製品として注目を集めています。
キラックスではライスレジンを活用したオリジナルレジ袋やショップバッグなど、ご希望の厚み・サイズ・デザインにて製造が可能です。袋以外にも、カトラリーやノベルティなどもご提案しています。
GOODS
取扱商品
生分解性フィルム製品
生分解性ごみ袋、生分解性コンポスト袋、生分解性ショップバッグ、生分解性目印テープ、海洋生分解性ごみ袋
その他生分解性製品
生分解性ラミコップ、生分解性ストロー
生分解性レジ袋20L
生分解性レジ袋20L
こちらからご購入いただけます↓
アスクル株式会社：キラックス 生分解性ショップバッグ・レジ袋（半透明）
生分解性ごみ袋45L
生分解性ごみ袋45L
こちらからご購入いただけます↓
株式会社エクスパッケージ：ごみ袋 生分解性 45リットル用 半透明
ライスレジンⓇ製品(バイオマス製品)
レジ袋、ごみ袋、ショップバッグ、カトラリー、ノベルティ
その他バイオマス製品
レジ袋、ごみ袋、ショップバッグ、食品包装容器、カトラリー
RANGE
対応範囲
生分解性orバイオマス？
最適な環境製品をご提案
環境にやさしいプラスチックとされる【生分解性プラスチック】と【バイオマスプラスチック】は同じではありません。【生分解性プラスチック】とは、”微生物の作用によって、水と二酸化炭素へ分解されるプラスチック”。【バイオマスプラスチック】とは”植物原料から生まれるプラスチック”。そのため、石油由来の生分解性プラスチックもあれば、植物由来であっても分解しないバイオマスプラスチックもあります。また生分解性プラスチックは、製造後から”分解が進む”ため、運用・保管に注意が必要です。
「生分解性プラスチックでの運用は難しいが、環境に配慮したプラスチックを採用したい」という場合は、自然に分解することなく常温で保管できる【バイオマスプラスチック】という選択もあります。
キラックスではお客様の使用用途を細かくヒアリングし、生分解性かバイオマスか最適な環境対応製品をご提案させていただきます。
生分解性プラスチックの
メリットをご説明
生分解性プラスチック製品のメリットは、最終的に微生物や酵素の作用で分解され自然に還ることです。生分解性の袋は焼却や埋め立てをせず、適切に処理をすれば最終的に水と二酸化炭素に分解されます。よって、プラスチックごみの量を減らし、焼却する際に発生する二酸化炭素を抑えることができます。
この特性を活かし、生分解性プラスチック製品は分解することがメリットになる環境で活躍しています。例えば、食品残渣を入れる生分解性の生ごみ袋は、袋のまま堆肥化施設に入れることができます。また、林業用や山岳調査で使われる生分解性目印テープは、役割を終えた後に自然に分解されるため、面倒なテープ回収修作業が不要になります。
このような分解することにメリットのある環境では、生分解性製品の使用をおすすめしています。
生分解性のデメリットもお伝えしています
一方で、生分解性プラスチック製品の特性である”分解する”ということは、デメリットも持ち合わせています。製品製造後から分解が始まるため、大量生産し保管することに適していません。生分解性プラスチック製品を直射日光や高温多湿の環境下に保管しておくと、想定よりも早いスピードで分解が始まってしまいます。そのような環境で保管した場合、いざ使用しようと思った際には製品の分解が進み、ボロボロになって使い物にならない状況が発生します。
このように、生分解性プラスチック製品を適切に管理することができない場合は、生分解性プラスチック以外の選択肢をご提案しています。
他にも、下記のようなデメリットがあります。
・通常のプラスチック製品よりもコストが高い
・分解する性質を持つとはいえ、すべての環境下で速やかに分解するものではない
・適切な分別をしなければ意味がない
・耐熱性や強度が従来のプラスチック製品と少し違うため使う側も工夫が必用
生分解性プラスチックの活用には、メリットと同時に多くの懸念点があり、導入を検討されるお客様にはこれらすべてのデメリットもお伝えしています。これらをご理解いただき、生分解性のメリットを最大限に活かせる環境において生分解性プラスチック製品をご提案しています。
バイオマスプラスチックの
メリットをご説明
バイオマスプラスチックは、植物などの再生可能な有機資源を原料とするプラスチックです。そのため、燃やしても大気中の二酸化炭素濃度を増やさないカーボンニュートラルという特性を持っています。また、再生可能資源を使用しているので、将来枯渇する恐れのある化石資源の使用を抑制することができます。
また、バイオマスプラスチックは従来のプラスチックと同程度の強度・耐水性・耐光性を持っており、レジ袋・食品容器包装・電気機器など数多くの製品に活用されています。
生分解性プラスチック製品は製造後から分解が進んでいきますが、バイオマスプラスチック製品は分解されることはありません。「環境に優しい商品を検討しているが、分解されては困る」というケースにおいては、バイオマスプラスチックを使用した製品をご提案しています。
バイオマスプラスチックにもデメリットはあります
バイオマスプラスチック製品のデメリットは、コストが高いことです。生分解性プラスチック製品と比較した場合はコストが抑えられますが、一般的なプラスチック製品よりはコストが高くなってしまいます。
他にも、下記のようなデメリットがあります。
・原料の調達や製造にかかるコストが高い
・特定の原料を空輸するための二酸化炭素の排出量が多い
・原料不足の懸念
バイオマスプラスチックにもデメリットはあるものの、近年ではコストよりも環境対応製品の使用を優先する企業も増えており、年々普及が進んでいます。
キラックスでは、国産バイオマスプラスチック「ライスレジンⓇ」を活用した製品を積極的にご提案しています。ライスレジンは、日本で廃棄される予定のお米をアップサイクルして作られたバイオマスプラスチック。他のバイオマス原料のように海外から輸送する必要がないため二酸化炭素の排出を抑えることができます。バイオマスプラスチックを検討されるお客様には、ライスレジンの導入をおすすめしています。
環境製品に関するお役立ち資料や商品カタログをダウンロードいただけます
資料ダウンロード
FLOW
サービスの流れ
STEP1
お問い合わせ
お電話またはメールフォームにて、環境製品に関するお困りごとやご希望をお聞かせください。
お問い合わせいただいた内容を確認後、3営業日以内に担当者からご連絡させていただきます。
担当部門：
商品開発部ー生分解製品
パッケージング・システム事業部ーバイオマス製品
STEP2
ヒアリング
お問い合わせいただいた内容をもとに、どのような環境製品がお客様にとって最適かをヒアリングいたします。
長年携わってきた知見から、実際に運用した際にどのような懸念点があるか洗い出します。
生分解性製品の場合
【使用用途】【使用期間】【年間使用予定数】【サイズ】【分解を想定されている場合、その環境情報】などをお伺いします。
ライスレジンⓇなどバイオマス製品の場合
【使用用途】【年間使用予定数】【サイズ】などをお伺いします。
STEP3
サンプルによる環境確認
生分解性製品の場合
サンプルを用いて分解予定の環境との適合性などを確認し、その後、ヒアリングをもとに配合を検討いたします。
STEP4
本製造
ヒアリングをもとに、製品の製造を行い、お客様の指定場所に納品いたします。
環境製品については、商品開発部へ、お気軽にご相談ください。
CONTACT
お問い合わせ
環境製品については、商品開発部またはパッケージング・システム事業部へお気軽にご相談ください。
FAQ
よくある質問
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Q 生分解性プラスチック袋の規格品はありますか？
A基本的にはすべてオーダーメイドで製造しています。
一部、通販サイトでは規格品をご購入いただけます。
・レジ袋20Ｌ用
・ごみ袋45Ｌ用下記通販サイトにて購入することができます。
アスクル株式会社：キラックス 生分解性ショップバッグ・レジ袋20L（半透明）
株式会社エクスパッケージ：ごみ袋 生分解性 45リットル用 半透明 -
Q 生分解性プラスチック製品の推奨使用期限はどのくらいですか？
A実用期間は【保管環境】【生分解性樹脂配合】によって異なります。配合によりますが、例えばコンポスト用の袋であれば、使用期限は製造後から6ヵ月～9か月です。
配合により、これよりも分解までの期間を長くすることも可能です。 -
Q 生分解性プラスチック製品の保管で注意する点はありますか？
A厨房・台所などの水回り、屋外倉庫などの高温多湿になる場所を避けて保管をお願いします。ですが保管状態が良い場合でも、分解が少しづつ進んでいきます。製品設計時に決めた期間を過ぎたアイテムを使用する場合はご留意ください。
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Q 生分解性プラスチック製品は自然の中に捨てても良いのでしょうか？
A最終的に自然に還るとはいえ、生分解性プラスチック製品をそのまま自然に捨てて良いわけではありません。
微生物や酵素の作用で徐々に水と二酸化炭素に分解されていきますが、すべての環境下で速やかに分解されるものではありません。 -
Q 20Lサイズの生分解性レジ袋をオリジナルで製造する場合、最低ロットはいくつですか？
A袋の厚みや仕様、各種条件により異なりますが、おおよその最低ロットは約25,000枚となります。
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Q ライスレジンⓇを使った製品は、袋以外も作ることができますか？
Aはい。袋以外も、クリアファイル・カトラリー・ボールペンなどのオリジナルアイテムを作成できます。環境施策のノベルティに最適です。